2. XC Consoleでの設定

  1. XC Consoleにアクセスし、以下の通り、 [ Home ] - [ Client-Side Defense ] をクリックします。

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  1. [ Dashboard ] が表示されます。

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  1. 保護対象サイトの設定をします。

    [ Home ] - [ Client-Side Defense] - [ Manage ] – [ Configuration ] から、 [ Add Domain To Protect ] をクリックします。

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  1. 対象サイトの [ Root Domain ] を追加し、 [ Save and Exit ] をクリックします。

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  • 参考)Root Domainは、eTDL(effective TLD)+1の値でないと以下のようにエラーとなります。

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  1. 登録後、 [ Configuration ] に反映されていることを確認します。

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  1. [ How to Inject JS ] をクリックすると、CSD JSが表示されます。

    右の赤枠がスクリプトの内容となりますが、これを挿入する設定を行います。

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  • CSD JSの挿入方法は以下2パターンあります。

    (1). XCのHTTP LBで設定する場合

    CSD保護が必要な対象HTTP LBの設定にて、CSD機能を有効化し、CSD JSをLBで挿入するように設定します。(サーバ側での設定変更不要)

    [ Home ] - [ Web App and API Protection ] - [ Manage ] - [ Load Balancers ] - [ HTTP Load Balancers ]から対象のHTTP LBの右側 [ Action ] - [ Manage Configuration ]をクリックし、右上の [ Edit Configuration ]をクリックします。

    左側タブの [ Client-Side Defense ]をクリックし、下図の [ Client-Side Defense ] をDisableからEnableに変更し、 [ Edit Configuration ] から [ Insert JavaScript in All Pages ] 選択し、 [ Apply ] , [ Save and Exit ] をクリックします。

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    (2). サーバ側で設定する場合

    CSD保護が必要なサイトの Web ページで<head> タグと </head> タグの間に先ほどXC Consoleで確認したCSD JS をコピーし、挿入します。

    ※ <head> タグと </head> タグの間に他のスクリプトまたは JS タグがある場合は、CSD JS を他のスクリプトまたは JS タグの前に配置して、CSD JS が最初に読み込まれるように挿入してください。

注釈

  • JavaScriptをすべてのページに挿入し、保護対象とすることを推奨(デフォルト値)しています。

  • 理由は、データの取得とデータの流出が異なるページで起こりうる可能性があるためです。

  • 例えば、悪質なスクリプトでは、フォームのあるページでフォームデータをキャプチャし、ローカルストレージやCookieに保存することが可能です。その後、CSDが有効になっていないページで、スクリプトがこのデータを読み、悪意のあるドメインに送信するような攻撃もあるため、完全に保護するためには、全てのページでCSDを使用することを推奨しています。

  1. 実際にパブリックにアクセスできるサイトへCSD JSを挿入した場合は、[Test JS Injection]からCSD JSが動作しているか確認できます。

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※ なお、後述のGoogle Chromeを利用したテストではクライアント側ブラウザでCSD JSを挿入しているため [Test JS Injection] はエラーとなります。